『芸能人に貢ぐ文化』韓・日・中・米はどう違うのか?
『芸能人に貢ぐ文化、一体このままで大丈夫なのか?』
いつからか『芸能人に貢ぐ』という単語が大衆文化全般に根深く占めるようになった。献上というのは従属国が支配国に品々を奉るという意味で、最近社会的問題として台頭した『優劣関係』の性格を帯びていることを示唆する。だんだん加熱してきているファンたちの献上、そしてファン同士での競争を巡り行きすぎだとの声が続いている。
29日午前11時40分放送のケーブルチャンネルtvN芸能情報番組『eNEWS-決定的な一発』では、『芸能人に貢ぐ文化』について集中取材した。約3ヶ月に渡り行われた今回の取材から『eNEWS』は献上の語源から現在国内の文化産業発展の阻害要素として挙げられる献上についてひとつひとつ掘り下げてみた。
この日の放送では国内歌手のファンたちに会い、『芸能人に貢ぐ文化』の実像を聞いた。また韓国をはじめ近隣国の日本、2000年代から韓国の大衆文化を倣っている中国、世界的スターが誕生した米国でもこのような『献上』文化が起きているのか詳しく見てみた。
▶韓国ファン「スターのためなら何だってする」
国内ファンたちは自分の好きなスターのためなら惜しみなく支援をする。芸能人の誕生日を始め、カムバックの日、制作発表会、コンサート、ショーケースなど各種の記念日に積極的な物量攻勢をかけている。気持ちを伝えるファンレターよりもスターが好む品物をプレゼントするのがトレンドだ。
最近誕生日を迎えたある芸能人は有名ブランドの服、帽子、靴からコンピューター、電子ドラム、ホームシアターなど高額製品のプレゼントを受け取った。『eNEWS』カメラの単独キャッチ映像で確認できる。
一部ではスターへのファンたちのプレゼント攻勢が行きすぎるとの声が上がっている。ここにスターたちが間接的にSNSを通じて欲しい品物に言及したり、マネージメントから所属芸能人が必要とする品物と提示したりする。このような姿はファンたちが『献上してくれるだろう』いう思惑だと見てとれる。
もちろん否定的な姿もあるが、唯一国内でだけ存在する『芸能人に貢ぐ文化』もある。スターの名前で米やラーメンなどを寄付する米花輪、ラーメン花輪がそうだ。
数年前まででもドラマ制作発表会会場やコンサートの入り口にはスターを祝う生花の花輪が見られた。最近になってその花輪の代わりに、スターの名前で米やラーメンを寄付する文化も新たに活性化された。
しかしここでの問題は社会還元という純粋な目的が少しずつ色褪せているということだ。私のスターが他の芸能人よりもっと寄付したことを知らせる、即ち知らしめる式の寄付が明らかになっている。競争心が生まれ『私のスターの力を見せる』の一環として寄付文化が形成されている。
ドラマ或いは映画撮影現場にスターと共に出演する俳優、スタッフたちのための食事ケータリングカーも同じ理由で行われている。『私たちのスターをよろしく』は一種の賄賂に転落しているとの意見も提起された。
▶日本『食べ物を含めプレゼントは一切禁止』
日本の有名芸能事務所ジャニーズはファンたちからのプレゼントは一切受け取らない。ファンたちが唯一自分たちの気持ちを伝えられる方法は、アルバムを購入するとかコンサートを観覧する、あるいは芸能人のために作られた商品、グッズを購入することだ。
もちろんジャニーズを除外し、他の日本のマネージメント社でも韓国のようにプレゼントを受け取る。しかし韓国のようにファンカフェを通じて資金を集めるとか高額製品をあげたりはしない。
日本でeNEWSと会ったEXILE(エグザイル)の大ファンは「プレゼントはしない。私はコンサートに行く程度が全てだ。(友人は)自分で作ったグッズや手紙をプレゼントしたりするが、ブランド品や高価なものはしない」と話した。
また人気グループV6のコンサート会場で出会った多くのファンたちも口を揃えて「プレゼントをしたことはない。プレゼントを受け取ってもくれないが、プレゼントが芸能人にきちんと届く保証もないじゃないですか」と答えた。
また国内ファンたちは『弁当差し入れ』『食事カー』など飲食物をプレゼントするのとは違い、日本は飲食物に対しては厳しく禁止された。日本のグループのメンバーはファンが差しいれた飲み物を飲んで腹痛を起こし病院に搬送されたことがある。その後飲食物については更に厳格に禁止されている。
▶中国「ファンがスターに、スターがファンに」
中国はファンとスターがお互いにプレゼントをしあう文化が新たに定着している。
契約問題で苦労を経験したある中国スターはファンたちの募金で違約金問題を解決したことがある。しかし違約金を返済した後残った金額の出所が明らかに公開されず社会的問題に繋がったことがある。
また中国ファンたちはスターが行くところならどこでも一緒に行く。ファーストクラスを利用して海外公演に行く時、同じファーストクラスの座席を予約し、スターが最高級ホテルに泊まるなら同じクラスの部屋を予約するなど、経済力を持ったファンたちは自分たちだけの方法でスターへの愛を実践している。
中国は芸能人もファンたちに高価なプレゼントをたびたびする。建国大学で文化産業全般について講義する中国人イ・ドンベク講師は「ある芸能人は自身の存在理由がファンだと考え、高価な金のネックレスを数名のファンにプレゼントしたことがある」と話してくれた。
▶米国「プレゼント? スターたちは大金を稼ぐのに?」
韓国スターが好きで米国からやってきたシェルビーさんは自国の芸能人にプレゼントしたことは皆無だと話した。彼女は「スターは近づけない境界にいる存在」「私たちよりはるかに大金を稼いでいるのに敢えてプレゼントをする理由がない」と話した。
しかし彼女は自分が好きな韓国スターには『貢いでみたい』気持ちを見せた。彼女は「私は今学生でお金がないので高価なプレゼントは出来ないが、経済力があれば『献上』に参加したい」と説明した。
シェルビーさんは「『献上』が絶対に悪いとは思わない」「米国ハリウッドスターたちは友達のような感じは全くないが、韓国スターはファンたちと親和力があり、近くで一緒にするから友達みたいな感じがすごくする。だからもっと気持ちが傾く」と話した。
(eNEWSより)
あすかさんとmakoさんから教えていただいたので、紹介しました。
私達も、お祝いのお花や米花輪を企画しているので、とても考えさせられる記事です。
いつからか『芸能人に貢ぐ』という単語が大衆文化全般に根深く占めるようになった。献上というのは従属国が支配国に品々を奉るという意味で、最近社会的問題として台頭した『優劣関係』の性格を帯びていることを示唆する。だんだん加熱してきているファンたちの献上、そしてファン同士での競争を巡り行きすぎだとの声が続いている。
29日午前11時40分放送のケーブルチャンネルtvN芸能情報番組『eNEWS-決定的な一発』では、『芸能人に貢ぐ文化』について集中取材した。約3ヶ月に渡り行われた今回の取材から『eNEWS』は献上の語源から現在国内の文化産業発展の阻害要素として挙げられる献上についてひとつひとつ掘り下げてみた。
この日の放送では国内歌手のファンたちに会い、『芸能人に貢ぐ文化』の実像を聞いた。また韓国をはじめ近隣国の日本、2000年代から韓国の大衆文化を倣っている中国、世界的スターが誕生した米国でもこのような『献上』文化が起きているのか詳しく見てみた。
▶韓国ファン「スターのためなら何だってする」
国内ファンたちは自分の好きなスターのためなら惜しみなく支援をする。芸能人の誕生日を始め、カムバックの日、制作発表会、コンサート、ショーケースなど各種の記念日に積極的な物量攻勢をかけている。気持ちを伝えるファンレターよりもスターが好む品物をプレゼントするのがトレンドだ。
最近誕生日を迎えたある芸能人は有名ブランドの服、帽子、靴からコンピューター、電子ドラム、ホームシアターなど高額製品のプレゼントを受け取った。『eNEWS』カメラの単独キャッチ映像で確認できる。
一部ではスターへのファンたちのプレゼント攻勢が行きすぎるとの声が上がっている。ここにスターたちが間接的にSNSを通じて欲しい品物に言及したり、マネージメントから所属芸能人が必要とする品物と提示したりする。このような姿はファンたちが『献上してくれるだろう』いう思惑だと見てとれる。
もちろん否定的な姿もあるが、唯一国内でだけ存在する『芸能人に貢ぐ文化』もある。スターの名前で米やラーメンなどを寄付する米花輪、ラーメン花輪がそうだ。
数年前まででもドラマ制作発表会会場やコンサートの入り口にはスターを祝う生花の花輪が見られた。最近になってその花輪の代わりに、スターの名前で米やラーメンを寄付する文化も新たに活性化された。
しかしここでの問題は社会還元という純粋な目的が少しずつ色褪せているということだ。私のスターが他の芸能人よりもっと寄付したことを知らせる、即ち知らしめる式の寄付が明らかになっている。競争心が生まれ『私のスターの力を見せる』の一環として寄付文化が形成されている。
ドラマ或いは映画撮影現場にスターと共に出演する俳優、スタッフたちのための食事ケータリングカーも同じ理由で行われている。『私たちのスターをよろしく』は一種の賄賂に転落しているとの意見も提起された。
▶日本『食べ物を含めプレゼントは一切禁止』
日本の有名芸能事務所ジャニーズはファンたちからのプレゼントは一切受け取らない。ファンたちが唯一自分たちの気持ちを伝えられる方法は、アルバムを購入するとかコンサートを観覧する、あるいは芸能人のために作られた商品、グッズを購入することだ。
もちろんジャニーズを除外し、他の日本のマネージメント社でも韓国のようにプレゼントを受け取る。しかし韓国のようにファンカフェを通じて資金を集めるとか高額製品をあげたりはしない。
日本でeNEWSと会ったEXILE(エグザイル)の大ファンは「プレゼントはしない。私はコンサートに行く程度が全てだ。(友人は)自分で作ったグッズや手紙をプレゼントしたりするが、ブランド品や高価なものはしない」と話した。
また人気グループV6のコンサート会場で出会った多くのファンたちも口を揃えて「プレゼントをしたことはない。プレゼントを受け取ってもくれないが、プレゼントが芸能人にきちんと届く保証もないじゃないですか」と答えた。
また国内ファンたちは『弁当差し入れ』『食事カー』など飲食物をプレゼントするのとは違い、日本は飲食物に対しては厳しく禁止された。日本のグループのメンバーはファンが差しいれた飲み物を飲んで腹痛を起こし病院に搬送されたことがある。その後飲食物については更に厳格に禁止されている。
▶中国「ファンがスターに、スターがファンに」
中国はファンとスターがお互いにプレゼントをしあう文化が新たに定着している。
契約問題で苦労を経験したある中国スターはファンたちの募金で違約金問題を解決したことがある。しかし違約金を返済した後残った金額の出所が明らかに公開されず社会的問題に繋がったことがある。
また中国ファンたちはスターが行くところならどこでも一緒に行く。ファーストクラスを利用して海外公演に行く時、同じファーストクラスの座席を予約し、スターが最高級ホテルに泊まるなら同じクラスの部屋を予約するなど、経済力を持ったファンたちは自分たちだけの方法でスターへの愛を実践している。
中国は芸能人もファンたちに高価なプレゼントをたびたびする。建国大学で文化産業全般について講義する中国人イ・ドンベク講師は「ある芸能人は自身の存在理由がファンだと考え、高価な金のネックレスを数名のファンにプレゼントしたことがある」と話してくれた。
▶米国「プレゼント? スターたちは大金を稼ぐのに?」
韓国スターが好きで米国からやってきたシェルビーさんは自国の芸能人にプレゼントしたことは皆無だと話した。彼女は「スターは近づけない境界にいる存在」「私たちよりはるかに大金を稼いでいるのに敢えてプレゼントをする理由がない」と話した。
しかし彼女は自分が好きな韓国スターには『貢いでみたい』気持ちを見せた。彼女は「私は今学生でお金がないので高価なプレゼントは出来ないが、経済力があれば『献上』に参加したい」と説明した。
シェルビーさんは「『献上』が絶対に悪いとは思わない」「米国ハリウッドスターたちは友達のような感じは全くないが、韓国スターはファンたちと親和力があり、近くで一緒にするから友達みたいな感じがすごくする。だからもっと気持ちが傾く」と話した。
(eNEWSより)
あすかさんとmakoさんから教えていただいたので、紹介しました。
私達も、お祝いのお花や米花輪を企画しているので、とても考えさせられる記事です。
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